2020年10月21日水曜日

日経新聞コラム3回目掲載 読者からのハガキ②

 日経新聞に書かせていただいたコラムの3回目が10月5日に掲載されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64580910S0A001C2945M00/

 拙著を読んでくださった東京都内の30代の医師から、ハガキが届きました。

「長い闘病生活、本当にお疲れ様でした。どんな状況でも諦めずに、妊娠・出産し、子を育てるという村上さんの強い意志は多くの女性に強い希望を与えるものと感じました。まだまだ、保守的な意見の多い分野ではありますが、期待する女性に選択肢をあげられる医療体制が早く整ってくれることを祈っています」

 この方は乳がん患者を専門にみる医師です。がんになった若い患者が子どもを持つことを諦めなければならない現状に心を痛めていて、医師として何とか変えていこうとしていらっしゃいます。

 国立がん研究センターの集計によると、若年成人(Adolescent and Young Adult, AYA世代)のがん患者は2016年と2017年の2年間で全国で約5万9千人。若くしてがんになった方々が、当たり前に仕事を続け、子どもを持てる社会になることを切に願っています。




 

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