2020年8月4日火曜日

3年目のアサガオ

 息子が植えてくれたアサガオが咲きました。最初に咲いたのは3日前。それから毎朝、私の気持ちを癒してくれます。
 

 我が家でアサガオを育て始めたのは息子が小学校1年生のとき。学校のお兄さんお姉さんから種を引き継ぎ、それを学校で植えて、育った苗の一部を持ち帰ってくれました。それを花壇に植えて、秋にはツルを使って息子と一緒にリースを作り、秋には種を採りました。それを昨年また植えて、夏の間花を楽しみ、秋にはリースを作って種を採り、それを今年の春に植えました。

 一昨年は青色もありましたが、去年からはこの薄紫色だけ。春、息子が指で土に穴を開けて、種を入れて土をかぶせ、水をやり、芽が出るのを待つ。小さな芽が出てきて、ツルが伸びてきたら、支柱を立てて、ツルをそこに巻き付けます。

 息子は小3ですが、土に入れる指がまだ小さくて、しゃがんで出た芽を見るときの姿がまだまだ幼くて、支柱にツルを巻き付けるときの仕草がぎこちなくて、そんな姿がとてもいとおしい。そして、息子とのそのささやかな時間がとてもいとおしい。

 人生はどこでどのような不幸に見舞わせるか分かりません。そういうものは突然やってくる。だから、この何気ない日常を大切にしたい。いつも、そう思っています。

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