2016年3月10日木曜日

Mom's Deli(ママのデリ)

 最近の我が家のブームは、「Mom’s Deli(ママのデリ」です。カウンターに料理を並べ、家族に選んでもらうのです。ルールは、野菜を1種類入れること、そして、オーダーする数を自分で決めること。子供たちが、喜んで食べてくれます。

 昨夜のメニューは、カキフライ、スズキのソテー、フライドポテト、ルッコラのサラダ・バルサミコ酢風味、ガーリックチーズのカナッペ、キュウリ、ミニトマト、ブドウです。ブドウは季節外れですが、先日息子にリクエストされたので、オーストラリア産を購入し、この日のメニューに加えました。

 「今日は僕が最初!」と息子が張り切って、踏み台の上に立って、カウンターの前に並びます。
 大皿を持った私が、「今日は何種類になさいますか?」と聞きます。
料理を品定めし、「5種類でお願いします」と息子。息子が選んだのは、スズキのソテー1つ、フライドポテト4つ、カナッペ2つ、キュウリとブドウです。「やった!ブドウだ!」と喜んでくれました。「フライドポテトは4つ。僕4歳だから」と、個数にも一応、意味があったようです。

 次に娘。
 「何種類になさいますか?」
 「4.5種類でお願いします」と、いつもの娘特有のユニークな表現です。
 「4.5種類ってどういう意味?」と聞くと、「キュウリとトマトが同じ皿によそってあるでしょう。私はキュウリはいらないから、4.5種類ってこと」。「ああ、そういうことね」と一旦は納得したものの、「普通は5種類って言うよなあ」と、独特の言い回しをする娘を不思議に思います。

 娘が選んだのは、スズキのソテー2つ、「フライドポテトたくさん」、カナッペ3つ、ミニトマトとブドウです。娘はキュウリが大嫌いで息子は大好き、息子はトマトが大嫌いで娘は大好き。きょうだいでも、やはり好き嫌いは違います。

 さて、選ばれなかった料理は、大人たちが食べます。「カキフライ、こんなに美味しいのにねえ」と夫と私。ルッコラのサラダは、もう十数年も前にイタリアンレストランで食べておいしかったものを自宅で作ってみて、改良を重ね、今は我が家の定番メニューの1つです。子供たちには食べてもらえませんが・・・。

 たまに、和食のデリをしますが、子供たちには不人気です。でも、先日、きんぴらごぼうを出したら、意外にも息子がオーダーし、「美味しいね」と食べてくれました。気長に食卓に出し続けるのが、子供に食べてもらう秘訣でしょうか。

            

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