2016年3月15日火曜日

私のランチ

 夫が子供たちを連れて、日曜礼拝に行きました。ランチは3人で食べてくると言います。ゆったりと過ごせる日曜日のランチタイム。子供と夫と一緒のときは食べられないものを、自分のために作ることにしました。

 夫がアメリカ人で、子供がまだ小さいと、食卓に並ぶのは洋食が多くなります。洋食といっても、オムライスやカツカレーなど、私が大好きな洋食ではなく、イタリアンやアメリカンやメキシカンなど。そういうものを常に作ったり、食べたりしていると、無性に和食が食べたくなります。それでなくても、あっさりとした和食が恋しくなる年代。でも、家族の食事を作り、かつ、自分の分だけ和食を作ると、手間も時間もかかります。ですので、いつもはあきらめて、どうしても食べたいときは近所のデリで買うことにしています。

 家族の前では言わないようにしていますが、私が食べたいのはソーセージではなく、「さつま揚げ」です。ピクルスではなく「ワカメとキュウリの酢の物」です。ポトフではなく「おでん」です。プライドポテトではなく、夫と子供たちが大嫌いなマヨネーズで和えた昔ながらの「ポテトサラダ」です。白身魚のソテーではなく、「タラの西京焼き」です。ピザじゃなくて、「お好み焼き」です。ラザニアではなく、「押し寿司」です。シンプルなペペロンチーノではなく、「かけそば」です。煮込んだラタトゥユではなく「筑前煮」です。私が食べたいのは、私が食べたいのは・・・。

 夫と子供たちを送り出した後、冷蔵庫の中を見て、いくつかの野菜を使って自分の食べたいものを自分のために、作りました。いずれも本当にシンプルな料理です。ホウレンソウのおひたし、ダイコンと厚揚げの含め煮、ナスとピーマン焼き(七味唐辛子とお醤油をかけて)、母が送ってくれた煮豆とタラコ。タラコは玄米でいただきました。美味しかったです。やはり、私は日本人。和食は心が落ち着きます。

 ほどなく、夫と子供たちが帰宅しました。アメリカのファミリーレストランのチェーン店「Big Boy」で、ハンバーガーを食べてきたと楽しそうにおしえてくれました。 「ランチはママも合流するわ」と言わなくて良かったです。

 

0 件のコメント: