2024年6月9日日曜日

娘が帰ってきた

  昨夜、娘がオーストラリアから帰ってきました。9時過ぎに娘がゲートから出てきて、夫、息子、そして私の順にギュッとハグ。息子はそれは嬉しそうで、ニコニコ顔の娘にしがみつきます。「背高くなったねぇ」(確かに娘がいない間に、息子の身長は伸びました)と言いつつ、「でも、まだおんぶ出来るよ」と身長165㌢の息子をおんぶします。

 身長193㌢の夫と並んで歩く娘の後姿を改めて見ました。あまり夫と差はなく、もしかしたら、183㌢からさらに伸びているかもしれません。オーストラリアで伸び伸びと過ごしているからでしょうか。いずれにせよ、元気で戻ってくれてひと安心。

 帰国してまず、娘が食べたがったのは「うどん」でした。自宅に戻り、うどんを準備しました。ダディが作った「つくね」を添えて、遅めの夕食です。「うどん、食べたかったんだぁ。あぁ、美味しい!」と娘。娘がいると家の中はぐんと華やぎます。そして、夕食の後は20分ほどヴァイオリンを弾いてくれました。

 夜は娘のリクエストで、ダブルベッドに娘と息子、私の3人で寝ました。3人で最後に一緒に寝たのは、娘がオーストラリアに旅立つ前の、半年前です。娘は背が高いので、ハグするときは私に覆いかぶさるようになるのですが、ベッドでは、いつも私の枕より下のほうに自分の枕を置きます。そこに頭を載せると、そのときだけ、娘は私より小さくなります。私を少し見上げる娘の顔や髪をなでながら、19歳といえども、まだ子どもなんだなぁ。娘もいつまでも小さな子どもでいたいんだなぁと思いました。

 娘の絵の才能と将来を考え、私と夫が勧めて、娘は海外の大学に行っています。でも、娘はいつも家族を恋しがります。「ママとハグしたーい!」と何度言われたでしょうか。そのたびに切なくなるのですが、娘はこれから長い人生があります。やはり、しっかりとした教育を受けることで、娘の人生の見通しが明るくなると私たちは考えているのです。

 娘は冬休み(オーストラリアは季節が反対)が終わる7月末までこちらにいます。この1カ月半の娘との時間を大切にしたいです。

 

我が家の紫陽花が満開




 

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