2024年3月1日金曜日

研究の合間に

   私は大学院博士課程の2年で、課程4年目の最後に提出する予定の博士論文に向けての研究に取り組んでいます。

 2年目の初めに指導教員が変わり、研究テーマも研究室の同僚たちとの関係構築も一からやり直すという厳しい道のりでしたが、博論のテーマも決まり、調査やインタビューも進んでいます。

 テーマはがん患者さんに関することで、先週はサバイバーの方々にインタビューを実施しました。

 多い日は1日3人にインタビューする日もありました。それぞれのストーリーが重く、また、私もがんサバイバーであることから、一言一言に共感ながらのインタビューでした。胸が詰まる話もあり、目から流れ落ちる涙がズームの画面に映っていなければいいなと願いながら、話を聞きました。

 火曜日から連日続いたインタビューは土曜日が最終日でした。一人ひとりの貴重なお話をしっかりと研究に活かさなければ、と身の引き締まる思いで取り組んだ5日間でした。が、想像以上に心身への影響があり、体調を崩して週末はずっと寝ていました。

 ベッドに横たわりながら考えたのは、体調管理の大切さでした。子育てを含め、自分がかかわることにしっかり向き合い対処するためには、心身ともに良好であることが必要になります。つい、自分自身を疎かにしがちですが、2つのがんと2つの自己免疫疾患を克服してくれたこの体を大切にしようと改めて考えた週末でした。

 

 

 

 

 

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