2024年3月6日水曜日

娘@メルボルンからの報告  村人A

「誰も私に注目しないの。村人Aでいられるって本当に快適」。メルボルン大学2週目を終えた娘から、そんな嬉しいコメントを聞きました。

 身長183センチのハーフで、日本ではいつも「背高いね」と言われ続けた娘。街を歩けば、じろじろと見られる経験も多かったのですが、オーストラリアでは、「だれも私をみないの」と嬉しそうです。

 娘曰く、「一度も、背高いねと言われない。注目されないって本当に楽」だそう。そうだよな、今までずいぶん落ち着かない日々を送っていたのだな、と思います。

 インターナショナルスクールの卒業式では、女子は娘ともう1人の子以外は全員が最前列でした。最後列で、男子に混じって1人ポツンとでもニコニコとしていた娘は、心の中ではとても寂しかったそう。写真を撮ってもらうときは、いつも、膝を折っていた娘。身長175センチのハーフの子とお友達になり、「175センチって、ちょうど良いよね。背高くて素敵だねって言われるぐらいには高くって、でも、ジロジロ見られるほど巨人じゃなくて」と羨ましがっていた娘。

 娘には「183センチって格好いいのに、もっと堂々としなさい」と言ってきましたが、乙女心はそう簡単ではなかったのです。でも、背の高い女子がたくさんいるという現地では、もう膝を折る必要も、他の女子を羨ましがる必要はありません。良かったなぁと安堵しています。

 

 

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