2022年11月20日日曜日

「ママが死んでいく夢を見た」

  金曜日の夜、息子と一緒に新幹線で軽井沢に来ました。娘が「秋休み」中のため、2日前から来ていた夫と娘が軽井沢駅に迎えに来てくれました。山荘へ向かう車中、娘から「昨日はずっと課題の絵を描いていたんだよ」などと、この2日間の出来事を聞きました。

 夜は私と娘が一緒に寝室のベッドで、夫と息子は畳の部屋に布団を敷いて寝ました。そして、昨日の朝、コーヒーを飲みながら寝室のライティングデスクで書き物をしていると、娘ががばっと起きました。「ママが死んでいく夢を見た」と言います。目からは涙が流れています。夢の中で泣いていたのでしょう。

 「あぁ、夢で良かった」とほっとした様子の娘。娘によると、私が死んでいく夢は次のような夢だったようです。

 家族4人で街を散歩していたら、私が美術館に行きたいという。「じゃあ、行こう!」ということになり、長い階段を上った所にある美術館に行く。美術館は天井が高くて、美しい建物だった。そこには館内の説明をしてくれる女性一人だけしかいない。絵画の説明をしてくれていたその女性が、急に、「2週間後にあなたのお母さんのお葬式がここで行われます」と言う。そう言われたとき、それまでそこにいた息子がいなくなり、娘と私と夫の3人になっている。2週間後に私が死ぬと言われて、娘は混乱する。私に、「ママ、死んでしまうの?」と聞くと、私はにこにこして「皆、いつかは死ぬんだよ」と娘を慰める。娘は私が死んでいくことが悲しくて、泣き続けるー

 娘はさめざめと泣いているところで、目が覚めたと言います。

 先日、夫のお葬式に出ている夢を見たときと同様、私は、携帯電話で「母親が死んでいく夢」と検索してみました。夢診断を読むと、「それはお母さんに大きな転換があるという意味」と書いてあります。

 それを娘に伝えると、「ママ、50代なんだから、これ以上の転換はいらないよね。これまで人生、何回も大転換してきたし」と言います。「そうだよね」と二人で大笑い。娘にとっては切ない夢でしたが、何となく、いいことが起きそうな予感。

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