2021年12月29日水曜日

息子の独り言

「受験になると、普通の呼吸がため息になっちゃう」

 朝食を食べているときに、息子がこうつぶやきました。24日に2学期が終了し、すぐ25日の朝から塾の冬期講習が始まりました。毎日3時間の塾での勉強に加えてその復習、昨日は算数の個別指導塾に行き、今日は国語の個別指導塾です。

 本来なら集団塾だけにしたいのですが、そこに任せていると頭の良い子はどんどん進みますが、出来の悪い子は理解しないまま遅れていき「お客さん」になってしまいます。 息子はすでに「お客さん」状態。これを打破するには丁寧に教えてくれる個別指導塾でフォローをしてもらわないと、とても受験など無理なのです。

 それでも、小4の息子はまだ素直ですのでブーブー文句を言いながら、勉強してくれます。私も、修士論文の執筆が遅れ、お尻に火がついています。ですので、私がパソコンに向かってキーボードを打ったり、唸ったり、「どこに行っちゃったの!」と叫びながら大量に積まれた資料をガサゴソしている横に座り、「お互い、大変だよね」と言いながら勉強してくれるのがありがたい。

カオス状態の私の机の横に座り、漢字練習をする息子

 クリスマスやお正月など、おざなりにできないイベントが続きますので、本当に忙しい。クリスマスには子どもたちの好物の料理やケーキを作ってあげたいし、お正月に母が楽しみにしている日本酒や和菓子も買いに行きたい。美味しいものは皆が買いますので、品切れする前に買いに行かなければなりません。すでに、いつも行く百貨店で目当ての日本酒が品切れており、昨日、別の店に買いにいったばかりです。

 娘のコートが小さくなったので、買いに行かなければ…。息子の習い事の日程の調整をしなければ…。来年早々に2人のヴァイオリンの発表会があるので、練習をさせなければ…。「うま煮」や「きんとん」の材料も買いに行かなければ…。

 さらに、娘がお友達とうまくいかず、落ち込むという”事件”がありましたので、フォローも必要でした。「二人で美味しいケーキを食べに行こう!」と気分転換に一緒に出掛けたり、涙をこぼす娘の話をじっくりと聞いたり。昨日、アドバイスしたことがうまくいき、今日お友達と待ち合わせをして昨日買ってあげた新しいコートを着て娘が嬉しそうに家を出て行ったときは、本当に安堵しました。

 クリスマス明けまでに出す予定だった論文の初稿がまだ、出来ていません。このブログを読んでくださる皆さんも、きっと目が回るような忙しさではないでしょうか? 有難いのは、これらの用事をこなせるだけ私の体調が良く、健康になったということ。感謝しながら、パソコンに向かいます。


 

 

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