2021年3月5日金曜日

天国の息子から

  今日の午後、私の修士論文を担当してくれる教授とのズームミーティングがあります。自分が研究したいテーマと希望担当教官を書いた書類を提出したのは2月初旬。下旬に第一希望の教授が担当してくれることが決まったと学校から連絡があり、今日が正式決定後の初のズームミーティングです。

 娘の大学受験に向けての先生との面談、息子の塾や習い事の送迎、塾の宿題の採点、加えて2月末には私が細々と経営する会社の決算があり、相変わらずのてんやわんや。決算は経費節約のため、税理士を雇わず、自分でやりました。法人決算は自力では無理と言われていますが、やる気になればできるのです。

 家のダイニングテーブルには子どもたちの習い事や勉強の道具が積み重なり、夫は在宅勤務で集中できないため、今朝は最寄り駅近くのカフェに来ました。先生とのミーティングに向けて論文を読み込み、頭に叩き込むためです。

 一杯目のコーヒーを飲み終わっておかわりをオーダーすると、「A」というアルファベットを渡され、「テーブルに置いてお待ちください」と言われました。


「A」は天国にいる息子(娘の双子の弟・死産でした)の名前の頭文字。息子から「ママ、頑張ってね!」と励ましてもらったような気がしました。ママ、頑張るからね、見守っていてね!と心の中で息子に話しかけたのでした。

 

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