2020年5月10日日曜日

軽井沢の山荘から~ママのカレー

 どこの家でも子どもたちが、もしくは自分が大好きな”お母さんの料理”があると思います。が、カレーライスほど他の家の味がしっくりこないと感じる料理はないのではと思います。皆さんのお宅ではいかがでしょうか?

 我が家の子どもたちは、たとえばトリの唐揚げは私が味付けしたものより「日清から揚げ粉」をまぶしたものの方を好みますし、私の母が作る「ペペロンチーノ・パスタ」が大好きです。でも、カレーだけは外食しても、他のお宅でご馳走になっても、「ママのカレーが一番」と言います。何か特別な作り方をしたり、他とは違う具材を入れているわけではなく、ただ、カレールーの味に慣れているということだと思います。

 我が家では、S&Bの「とろけるカレー」中辛を使っています。が、ここ数年、このカレールーを近所のスーパーで見かけなくなりました。以前はどこのスーパーに行っても売っていたのですが、最近、見た目がそっくりの「こくまろカレー」(ハウス食品)が陳列棚を席巻し、「とろけるカレー」がなくなってしまったのです。

 軽井沢では、町で一番大きい「ツルヤ」というスーパーに置いていましたので、ここでまとめ買いをし、東京に持ち帰っていました。ところが今回半年ぶりに行ったら、陳列棚から「とろけるカレー」が消えていました。仰天しました。

 子どもたちが「ママのカレーが食べたい!」と騒ぐので、別のスーパーまで足をのばしました。そこで、緑色のパッケージを見つけたときはほっとしました。

デッキで食べるカレーライスは格別
軽井沢では、「ママのカレー」は必須の料理。みじん切りした玉ねぎを炒めてキャラメル色に変わったら、ざく切りしたトリのもも肉を加えます。表面が焼けたら、ジャガイモ、ニンジン、ナス、シシトウを加えて、水を加えて煮てカレールーを加えるだけの簡単料理。でも、山荘のデッキで食べるとそれは美味しいのです。


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