2020年2月4日火曜日

「北海道らーめん」食べたい!

2月3日節分の日、夫が休みを取りました。アメリカンフットボールの全米一位を決める「スーパーボウル」をテレビで観戦するためです。「このこと、去年ブログに書いたよなぁ」とファイルをめくってみると(古い人間ですので全てプリントアウトしています)、ありました。改めて読んでみると、スーパーボウルの試合はちょうど、日本の節分の時期と重なるのですね。

去年の節分は、子どもが「恵方巻き」の材料の椎茸と干ぴょうを煮込む匂いを嫌がったため、結局作るのを止めて洋食にしたのでした。そして、私は夕食を取らず、皆の食事が終わった後にひっそりと自分と父のお供え用にだけ作って食べたのでした。

ブログではその翌日、スーパーボウルを観るために休暇を取った夫が「ランチに太巻きを食べたい」と言ってくれ、気持ちが回復したことをつづっています。夫は普段は細かなことを気にせず合理的な考えをする人なのですが、日本文化を否定されると落ち込む私の心の動きを察し、このような気遣いを見せてくれるのです。

さて、今年の節分は順番が逆で、スーパーボウル観戦の後に夕食と豆まきです。朝、試合が始まる前、夫が”いいアイディアがある”という表情で言いました。
「ランチはさ、あの北海道ラーメン食べに行こうよ」

このラーメン店。最近、隣駅に出来たのですが、通り過ぎるたびに長い列が出来ているのです。先週末も家族で行こうとしたのですが、あまりに長い列で断念。私一人で平日に何度かその店の前を通り過ぎましたが、いつも行列。いくら物怖じをしないオバサンでも、ラーメン店の前の行列に一人で並ぶのはさすがに気が引け、まだ、食べていないのです。夫となら、おしゃべりしながら並んで待てるでしょう。

週末の「北海道らーめん」店。長い列が出来ています
電車の中で、夫との会話は弾みます。
「あれだけ長い行列が出来ているんだから、美味しいんだよ」
「ああ、久しぶりに本場の味噌ラーメンが食べられる。嬉しい・・・」

電車を降り、急ぎ足でお店に向かいました。が、店の前に行列がありません。不思議に思って中をのぞいてみると「仕込み中」の看板が。でも、時計を見ると午後1時過ぎで、まだまだランチの時間です。で、よくよく店の張り紙を見てみると、なんと、月曜日は定休日だったのです。

「毎回、混んでいて食べられないから、平日休みを取って来たのに、今度は休みかぁ。僕たちはよほど北海道ラーメンに縁がないんだね」と夫。

その後、商店街のあちこちを探しましたが、「九州ラーメン」だったり、「豚骨ラーメン」専門店だったりと、私が食べたい”こってり味噌ラーメン”を作っているところがありません。で、気持ちを切り替え、前から気になっていた韓国料理の店へ。この店で麺類をオーダーしましたが、すっかり”味噌ラーメンモード”になっている私はあまり、満足できませんでした。石焼きビビンバを注文した夫も、「まぁ、普通かな。やっぱり期待していたのと違うものを食べたからなぁ・・・」とつぶやきます。

残念だった、平日ランチ。私はいつ、この「北海道らーめん」を食べられるのでしょうか?

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