| 東大の銀杏並木 |
| 東大の中央食堂の赤門ラーメン |
| この大木は人気スポットで、たくさんの人が記念写真を撮っていました |
| 東大の銀杏並木 |
| 東大の中央食堂の赤門ラーメン |
| この大木は人気スポットで、たくさんの人が記念写真を撮っていました |
昨日、娘が帰国しました。待ちに待った愛娘との時間。昨夜はマイヤー家に久しぶりに笑いが広がりました。
今日は実は研究室に行く予定だったのですが、やめて、娘と一緒に過ごすことにしました。昨夜、バスルームに置いてあった薬を見て、今、大切にしなければならないのは娘との時間だと確信したのです。
プラスチックのケースには曜日が書いてあり、毎日、2,3錠飲むことになっているようでした。精神安定剤だそうです。留学しなければ、親元にいれば、こんな薬を飲むことにはならなかったと思いました。でも、今更そんなことを悔いても仕方ありません。幸い、娘はとても元気でした。息子や夫とも楽しそうにおしゃべりをして、夜は私と娘の部屋のシングルベッドで一緒に寝ました。
今日はお弁当を作って、近くの公園でピクニックをしました。娘はとてもリラックスした表情をして、沢山おしゃべりして、沢山笑っていました。ほっとしました。娘は帰国したときにしたいことリストを作っていました。全部叶えてあげようと思いました。
| 近くの公園で娘とピクニック |
| バスルームに置いてあった娘の薬。毎日、2,3錠服用しています |
11月20日に大学院から、「本研究科委員会におきまして、学位授与申請が承認されましので、お知らせいたします」とメールがありました。
7日に提出したのは、学位授与願い、論文目録、博士論文、博士論文の要旨、共著者の同意書(博論の元となる論文の共著者全員から論文使用の同意を得る)、剽窃チェック確認書(コピペしていないという確認ーソフトを用いてチェックする)。これを委員会で審査していただき、認められると、次のステップに進めるのです。
学位授与申請が承認されたら、次は審査委員会です。昨日、審査委員5人の名簿を大学に取りに行きました。私が学位授与申請をしたのは、東大大学院医学系研究科。ここの教授4人と助教授1人にスライドを使って論文の説明をし、質問を受けるのです。英語ではこれを「ディフェンス」と言います。
各分野を牽引する教授陣から質問を受けて、答えるー。ああ、頭真っ白になるだろうな、言葉がすぐ出てこないだろうな、しどろもどろになったらどうしよう、と不安は尽きませんが、とりあえず、作業は粛々と進めていきます。
昨日は5人の先生に、博士論文は紙媒体でお届けするか、電子媒体(PDF)でお届けするか、メールで伺いました。そのうち3人から返信があり、PDFをご希望ということで、論文そのほかの書類一式をPDFにして、メールで送りました。
こういう手続き、一つ一つ、気を遣います。はい。メールの文面も失礼がないように、細心の注意を払います。昨日はプリンターのスキャン機能がうまく働かず、焦りました。でも、こういうときに備えてプリンターは2台備えていますので、大丈夫でした。
紙媒体をご希望の先生がいらっしゃるかもしれませんので、冊子を作る機械も買いました。私の論文は110ページ。これを専用のファイルに挟め、機械に入れて熱で綴じるのです。
こういうこと、一つ一つ、大変です。オバサンですので、新しいことはなかなか覚えられませんし、すぐ忘れます。若いころに比べて、作業に時間もかかるようになっています。読者の皆さんも、仕事やご家庭のことで大変なことを抱えていらっしゃると思います。私も、気力・体力振り絞ってます。一緒に頑張りましょうね。
メルボルンに留学中の娘はテストが終わり、リラックスした表情に戻りました。テスト中は連絡がつかなくなり心配しましたが、図書館やアトリエにこもりっきりで勉強や絵を描くことに集中していたようです。
昨日は、仲の良いベトナム人のお友達マリーちゃんとお散歩に行き、楽しかったと報告してくれました。マリーちゃんは医師を目指しており、大変な勉強量と娘から聞いていました。マリーちゃんと一緒に勉強するとつられて長時間勉強できるらしく、「一緒に勉強しよう!」と声をかけるそうです。そのマリーちゃんもテストが終わって一息つき、娘に「散歩に行かない?」と誘ってくれたとか。
大きな公園内を歩いたそうです。女子大生2人が公園を楽しそうにおしゃべりしながら散歩している様子を想像し、我が娘ながら「健全だなぁ」と思ってしまいました。娘は精神的に不安定になることはあるのですが、そのほかの心配、たとえば男の子のこととか、夜の街に繰り出すとか、お友達とのもめ事とかが全くありません。
娘は、1人でも幸せに過ごせるタイプで、抹茶ラテを飲みに行ったことや、野外マーケットに行ったこととか、報告してくれます。今朝は「朝、目覚ましなしで早起きできたの!屋上に上がってみたら、とってもすがすがしかった」と画像を送ってくれました。
| 娘が送ってくれた画像①屋上から見える朝日と気球 |
| 娘から送られてきた画像③アヒルのお腹の色が鮮やか |
夫がいつもの床屋さんから帰宅し、寂しそうな表情で言いました。
「Tさん、シャンプーしますか?って聞いてきたんだ。最近、よく●●しますか?って確認してくるんだ。毎回してもらうことは同じで、前までは何も聞かれずにしてくれたんだけど…」
「そうなんだね。あなたのことはもちろん覚えているんでしょう?」
「うん、髪もいつものように完璧に切ってくれるんだけど…、手順をときどき忘れるんだよね。たぶん、奥さんが気付いていて、こちらを気に掛けてはくれるんだけど…」
「そう…。それは、残念だね…」
「Tさんのところへは2002年に行き始めて、もう23年も通っているからね。少し前から、変だなぁとは思っていたんだけど」
「髪を完璧に切ってくれるんなら、しばらくは大丈夫じゃない?奥さんもついているし。でも、そう遠くない将来に、店を閉める時が来るかもしれないね」
「うん。しばらくは大丈夫だと思うけど、Tさん、子どもはいるけどだれも後を継がないようだから」
「そうかぁ…。いつも行っていた文房具屋さんとか、駄菓子屋さんとか、馴染みの店がなくなるのは寂しいよね…」
Tさんのところには、夫は1ヶ月~1ヶ月半に一度は行っています。ここ数回、帰宅するたびに、Tさんの小さな変化を気にして教えてくれていたのですが、今回はいつもの手順を確認されて、かなりショックを受けたようです。
最近、私の友人たちから親が物忘れや勘違いなどが多くなったり、弱ってきたりしているのを聞いています。私の父は突然亡くなりましたので、それはそれで受け入れるのも辛いのですが、これまで当たり前のように出きていたことを出来なくなってきている親を見るのも辛いと思います。夫の両親はまだまだ元気なのでそういうこともないですが、身近なTさんの変化はかなり残念なようです。
夫は社交的ではなく友人も少ないのですが、親しくなった人との関係はとても大事にする人間です。夫が大切にしているTさんがしばらくは床屋さんを続けてくれることを願っています。
室蘭在住のナオミちゃんから、来年のカレンダーが届きました。毎年、この時期に送ってくれる、室蘭の名所が写っているフォトカレンダーです。念願叶って、今年約30年ぶりに訪れた、大好きなまち。ナオミちゃんに連れていってもらった懐かしい場所を思い出しながら、カレンダーをめくり、ほんわかとあたたかな気持ちになりました。
室蘭は前の会社の初任地。駆け出しの記者だった私を、室蘭の人たちはとても優しく迎え入れてくれました。行きたい、行きたいと思い続けた室蘭は今も変わらず、海あり、山あり、歴史あり、文化あり…の豊かなまちでした。地元紙の記者だったナオミちゃんも、市役所の職員だったミタニさんも、キノシタさんも、イタリアンレストランオーナーのマサコさんもアケミさんも、みんな、全然変わらず、あのときのままでした。
こうして懐かしく思い出す場所があり、かつて一緒に笑い、おしゃべりに花を咲かせた友人と今も親しくさせてもらっていることに、感謝!
| ナオミちゃんから送られてきた室蘭のカレンダーとお菓子 |