2025年7月9日水曜日

あじさん

 メルボルンから帰国し、母のところにお土産を持っていきました。そこで聞いたのは、私の従兄弟「あじさん」の訃報でした。
 
 あじさんはあだ名で、本名は「一男(かずお)」といいます。小さいころから、あじさんという名で親しまれていました。私も小さいころ、ポニーという小さな馬に乗せてもらうなどして、よく遊んでもらいました。心の優しい人でした。
 
 あじさんはお母さんのタツさんと暮らした実家がある、北海道勇払郡むかわ町に住んでいました。ここ数年は体調を崩し、近隣の病院を点々としていたようです。

 あじさんのお姉さんのみっちゃんと今日、電話で話をしました。あじさんは亡くなった後すぐ入院先の病院からみっちゃんの家に搬送されたそうです。家に戻ってきたあじさんは、とても穏やかな表情をしていたそうです。 まだ、70歳でした。  

 あじさんのお母さんのタツさんとても優しい人で、よくむかわ町のシシャモを私に送ってくれました。シシャモの箱の中に、新聞の広告でくるんだ5000円が入っていたこともありました。

 今日、たまたまスーパーで北海道産のシシャモを買って、タツさんのことを思い出していました。タツさんはアジさんのことを、それは可愛がっていました。いまごろ、天国で久しぶりの再会を抱き合って喜んでいるだろうなぁと想像しました。

 あじさん、素敵な思い出をありがとう。どうぞ、天国でタツおばさんと幸せに暮らしてくださいね。私はもう少し、こちらにいる予定ですが、また、天国で会いましょう。そのときは、昔のようにポニーに乗せてくださいね。

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