2023年7月9日日曜日

七夕の前日に

  7日7日七夕の前日、息子の通う地元小学校で絵本の読み聞かせをしました。1カ月に1、2度行っているボランティアで、この日は2年1組の担当でした。

 どの本を読もうか前日いろいろ迷い、絵本の本棚を眺めていて、ピッタリの本を見つけました。「たなばたウキウキねがいごとの日!」(ますだゆうこ作・たちもとみちこ絵、文渓堂)です。

 お友達がいない、たぬき村のポコ君は短冊に「いっしょにあそべるともだちができますように」と願い事を書きます。それが風に乗って、きつね村のキコちゃんのところに飛んでいきました。おなじくお友達がほしいと思っていたキコちゃんが短冊を読み、ポコ君に会うためにたぬきに化けてたぬき村に向かいます。

 きつね村とたぬき村の間には大きな川があります。そこを渡れないキコちゃんをカササギが仲間を呼んで橋を作ってくれて、キコちゃんを通してくれます。そして、キコちゃんとポコ君は出会って仲良しに。キコちゃんはキツネに戻ってしまったけれど、たぬき村のたぬきたちはあたたかく迎えてくれたのでしたー。

 そんなほのぼのとしたお話です。練習のため、小6の息子と先月高校を卒業したばかりの娘に「絵本読むよ~」と声を掛けると、二人は「はーい!」と喜んで聞いてくれました。

 読み聞かせをした2年1組の子どもたちはとっても喜んでくれました。ある男の子は「カササギがキコちゃんのために橋を作ってくれる川が、天の川みたいだなぁと思いました」と素敵な感想を言ってくれました。私の心もほのぼのとしたのでした。



 

 

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