2023年1月3日火曜日

箱根駅伝を観に行く

  いつも自信なげな小5の息子に、何とか目標を持ってもらおうと今日、箱根駅伝を観に行きました。沿道での応援は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため自粛が求められていましたが、今年は3年ぶりに認められました。この機会を逃してはいけないーと家族で観に行くことにしたのです。

 昨年はテレビで観戦しました。選手らの走りを観て、「駅伝に出たいなぁ」とつぶやいた息子。運動は得意なのに、週1回通うかけっこ教室も水泳教室もさほど熱心に取り組まず、どうしたものかーと考えていましたので、駅伝に興味を持ってくれて嬉しかった。「来年は、実物を見せよう」と決めました。

 1年待って今日、京急蒲田駅周辺の沿道に向かいました。ちょうど正午ごろに現地に着き、選手らが走る姿が良く見える場所を確保できました。息子はさっそく、私の母に電話をします。「すごく目立つ黄色のトレーナー着ているから、テレビに映ったら僕だと分かると思うよ」と、珍しくウキウキとした様子で母に話しています。昔から箱根駅伝ファンの母も、孫が駅伝に興味を持ってくれ、嬉しいに違いありません。

 隣に立っていた男性は一眼レフカメラを持っています。「選手たちが来るころには、今道路にかかっている影がクリアになります」と説明してくれました。太陽はビル群の後ろにあり、長い影が道路を覆っているのです。30分ほど待っているとその男性が言うように徐々に影が短くなり、太陽が上に登ってきました。そして、道路がクリアになってから、最初に現れたのは駒澤大学の青柿響君。いやぁ、速いです。あっという間に目前を疾走していきました。

最初に現れた、駒澤大学の青柿君。速い

 次に中央大学の助川拓海君、そして6分ほど遅れて青山学院大学の中倉啓敦君が現れました。皆、恰好良い! 沿道から「頑張れ~!」と声援が送られます。選手たちが目の前を走り抜けるたびに、「ご家族はどれほど、誇りに思っているだろう」と目頭が熱くなりました。

2番目に現れた、中央大の助川君。頑張れ~!
去年の総合優勝校・青山学院大の中倉君。カッコいいぞ!

 参加している20選手が走り終わり、「楽しかったね」「皆、すごいスピードで走ってびっくり」などと言い合いながら、帰路に着きました。お腹が空いたと子どもたちが言うので、蒲田駅近くの「Burgar King」に寄りました。ハンバーガーとオニオンリングを頬張りながら、「目指せ!箱根駅伝」と息子に発破を掛けたのでした。


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