2023年1月14日土曜日

近づく子育ての卒業

  インターナショナルスクール12年生(日本の高3)の娘は今、大学への出願手続きに追われています。イギリスの大学が終わり、現在取り組んでいるのが日本の大学。そして、カナダと続きます。

 娘は日本の大学への入学を希望していますが、不安は尽きません。進路指導の先生が、日本の大学の倍率が高くなっていると説明しているからです。欧米の大学の授業料は日本の私立大学の2,3倍ととても高く、円安も重なり、インターに通う生徒たちが日本の大学にシフトしているらしいのです。

 クラスメートも、少しずつですが、イタリアやイギリスなど海外の大学から合格をもらい始めました。さらに、娘が通った地元の幼稚園のお友達が続々、上智やら慶応やら、立派な大学に合格しており(4月入学、娘の場合は9月入学なので発表はもう少し後です)、否が応でも、娘の不安は高まるばかり。親としても、まずは、どこか一校合格をいただければーと願っています。

 さて、娘の高校は6月に卒業式ですが、4月末で授業が終わるようです。娘の学校に行くのは私たちにとっても楽しみでしたが、それも出来なくなります。で、娘の学校に行く機会をなるべく増やそうと、今週の木曜日は任意参加のPTAの集まり「コーヒー・モーニング」に参加しました。

 朝、娘と一緒に家を出ました。電車の中で娘とおしゃべりをしようと思っていたら、娘は「ママ、私、通学時間に勉強しているの」と言います。携帯電話を取り出し、オンライン学習システムに保存されたテキストブックにアクセスして、勉強し始めました。なるほど。今どきの学生は、テキストブックを開くのではなくて、携帯電話で勉強するのですね。仕方ないので、私もkindle で読書。

 娘の子育てはいつもハラハラドキドキでしたが、こうして、それも終わりに近づくと思うと寂しい。娘の幼稚園時代のママ友の年賀状にも、「18年間続いたお弁当づくりも終わります」「もう、子育ても終わりですね」という文言が。子どもの高校卒業は、親にとってもあれこれと世話を焼く子育ての卒業。やっぱり、皆、安堵しつつも寂しいのです。

 

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