2022年2月5日土曜日

切羽詰まってホテルに缶詰め

  修士論文の修正が間に合いません。提出の締め切りが2月16日、プレゼンテーションが19日。1月に提出した論文を2人の教官が査読し、なんと5ページにわたる修正を提案してきたのです。

 そのうち1人は、昨春私が助けを求めたときに、きっぱりと断った先生です。その先生が指摘してきた部分が4ページ分もあります。私の論文の分析方法に精通しているのは、私の大学院でその人だけ。で、その先生に断られ、専門分野が違う指導教官の下、孤独な研究をしてきたのです。苦労して何とか書き上げた論文に対して締め切りの数週間前に、これはないでしょう。

 切羽詰まって、昨日から大学近くのホテルに泊まって、取り組んでいます。途中、何度もダブルベッドに横になり、泣きました。辛くて。

 可愛い子供たちを夫に預けました。習い事の送迎も、食事の支度も、息子の上履き洗いも、運動着の洗濯も、学校の漢字テストに向け勉強をさせることも、塾の宿題をさせることも、全部任せました。夫は「僕も資格試験を取るときにはホテルにこもったよ。1人暮らしだったから集中できないこともなかったんだけど、物音のしないホテルが一番集中できるからね」と理解してくれました。

 時折、子どもたちが電話をくれます。あぁ、私はいったい何をやっているのだろう? と切なくなります。でも、頑張ります。でも、頑張っても報われないこともあるように思います。

 

昨夜、ホテルの部屋で食べた夕食。セブンイレブンの総菜。

先ほど、食べた夕食。再びセブンイレブンの総菜。


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