2022年2月6日日曜日

ホテルでの朝

  深夜にホテルの近くのセブンイレブンに行き、コーヒーを買って飲んだにもかかわらず、寝てしまいました。金曜、土曜行った論文の直しは、データのチェックや表やグラフの作り直しのみ。ようやく本文に手を付けようと思っていたのに、眠気には勝てませんでした。 

深夜に食べたパイナップルとリンツチョコ

 今朝は6時過ぎに起床。以前、何かの本で読んだことのある一節を思い出しました。正確な文章は再現できませんが、南極という過酷な環境で調査をしている人達の中で、精神を病まないのは毎日、わずかな水を使ってひげをそり、身支度を整える人だ書いてありました。ですので、私も今朝は娘に誕生日プレゼントにもらったパックをして、髪をヘアアイロンで巻き、心地よい寝間着からウエストのきついスラックスに履き替え、お化粧をしました。

娘がくれたパック。45歳以上向けだそう。

 身支度を整えた後、また、セブンイレブンにコーヒーを買いに行きました。ホテルの前にある公園を散歩すると、ベンチに置き忘れただろう赤ちゃん用のマグカップがありました。娘と息子が使ったミッフィーやくまのプーさんの絵柄が付いたマグカップを思い出しました。それらは「想い出ボックス」の中に大切にしまってあります。このマグカップをなくしたお母さんは、いまごろ悲しい思いをしているのではないかと、胸がキュンと切なくなりました。 

ベンチに忘れられた赤ちゃん用のマグカップ。切ない…。

 公園を通り過ぎて、セブンイレブンへ。コーヒーとヨーグルト、リンゴを買いました。論文の修正が終わらないため、昨夜夫と子供たちと相談し、もう一泊することにしたのです。

朝の歩道に映った私の影

 娘は「ママに会いたいけど、ママ帰ってくるときっと私たちのお世話をしたがるから、論文終わらないと思う。もう一泊ホテルに泊まったほうが良いよ」

 息子は「ママがいなくても大丈夫だよ(この発言、実は悲しい)。もちろん、ママが帰ってきたら嬉しいけど。僕も火曜日に漢字のテストあるから、頑張る。ママも頑張って!」とのこと。

 夫も「明日、帰ってきたら、君の論文は絶対に終わらない。帰りたい気持ちは分かるけど、ホテルに閉じ込もって、書き進めることを勧めるよ」

 家族の協力は本当にありがたい。帰りたいけど、もう一日頑張ることにしました。でも、遅筆な自分は終わらせることができるかどうか、不安もいっぱい。

 セブンイレブンでは新聞も雑誌も買いませんでした。読むのは自分の文章と参考文献だけにしました。

セブンイレブンで調達した朝食。コーヒー、ヨーグルト、リンゴ。
 

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