2021年2月7日日曜日

娘の在宅学習終わる

  これで何度目でしょうか。娘の学校の在宅学習への切り替えは。学校関係者の新型コロナウイルスへのPCR検査陽性が確認され、1月25日から切り替わっていました。それがようやく今日2月7日で終わり、明日から学校が始まります。

 日本の学校でオンライン授業への対応の遅れを指摘されていますが、体制の整っている学校に通わせている親からすると、良し悪しだなと思います。学校で陽性者が出るとそく翌日からオンライン授業が始まります。子どもは終日パソコンの画面を見て勉強し、友達との交流もオンライン。親は翌日から子どもたちが勉強しているかを始終チェックし、昼食を準備し、運動不足の解消法まで考えなければなりません。感染予防は大切ですが、子どもの心身面への影響は少なくないし、親の負担も大きい。

 日本のほとんどの小中高校が授業を続けている中、娘の学校だけが「子どもたちの健康を守るため」の名目で、学校側にとって負担の少ない決断をしているのではないかと懐疑的な受け止めをしてしまいます。

 息子が通う公立小学校では陽性者が出ても、校内の消毒と感染対策を徹底し、翌日も普段通りの授業を続けています。このほうが子どもにとっても親にとっても影響は少ないように思います。子どもたちは給食の時間は前を向いて静かに食べ、休み時間の遊び方も密にならないよう制限されていますが、学校に行かないよりはずっといい。中には子どもを休ませている親もいますが、この状況下では、基本は通学にし不安な場合は親の判断に任せるほうが良いように思います。

 子どもが在宅学習していると、たとえ高1であろうと親は落ち着かないものです。朝起こして、授業中に寝ていないかチェックし、昼ご飯を準備します。下手をすると一度も家を出ないので、天気の良い日はお弁当を作って公園で食べます。夫も基本的には在宅勤務ですので、娘の授業や夫の会議が重ならないよう部屋の調整をします。何せ我が家は開放的な作りなので、静かにこもる場所がないのです。

 ブログを先月末に更新できなかったのは、これらの理由です。本来は学校にいるはずの子どもが家にいるというのは、なかなかに気を遣うものです。さらに、娘は今、国際バカロレアという教育プログラムに入れるかどうかの瀬戸際。必死に勉強していますので、親としてサポートが必要です。さらに、小3の息子の中学校受験に向けての塾通いが始まるとともに、今年取り組む私の修士論文の準備もあり、相変わらずのてんやわんやです。

 そうは言っても、娘のオンライン授業は順調に進んでいます。息子の公立小学校ではようやくディバイスの貸与が始まろうとしているところ。やはり、インターナショナルスクールと日本の公立学校の圧倒的な違いを感じますが、インターはとんでもない授業料を払っていますので当然です。私は日本の公立小学校の先生たちは本当によくやってくれていると心底評価しています。

 さて、ズームで行われるオンライン授業の課題は、体育の授業でしょう。先週は先生がヨガのプログラムを用意してくれたようです。娘は「何で、ヨガをしなければならいの」とブツブツ文句を言いながらも、楽しそうでした。

オンラインでの体育の授業はヨガ


 安易な在宅学習への切り替えには賛成できかねますが、先生がこのような発想が出来るのはインターの面白さだなと思ったのでした。

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