2022年2月7日月曜日

やったー!終わった!

  論文の修正が6日午後10時半、遂に終わりました!

 朝セブンイレブンで調達した朝食を取った後、ランチはホテルのレストランへ。おやつにセブンイレブンで買ったみかんを食べ、ずっと取り組んでいました。そして、ついに先ほど終わったのです。

 さっそく、また、セブンイレブンへ。スパークリングワインの小瓶と蒸し鶏とゆで卵のサラダを購入しました。

ホテル3泊目の夜、スパークリングワインで乾杯
 
 やっぱり、今日もホテルに泊まったことは正解でした。明日、クリアな頭でもう一度チェックして、指導教官に提出します。


 

2022年2月6日日曜日

ホテルでの朝

  深夜にホテルの近くのセブンイレブンに行き、コーヒーを買って飲んだにもかかわらず、寝てしまいました。金曜、土曜行った論文の直しは、データのチェックや表やグラフの作り直しのみ。ようやく本文に手を付けようと思っていたのに、眠気には勝てませんでした。 

深夜に食べたパイナップルとリンツチョコ

 今朝は6時過ぎに起床。以前、何かの本で読んだことのある一節を思い出しました。正確な文章は再現できませんが、南極という過酷な環境で調査をしている人達の中で、精神を病まないのは毎日、わずかな水を使ってひげをそり、身支度を整える人だ書いてありました。ですので、私も今朝は娘に誕生日プレゼントにもらったパックをして、髪をヘアアイロンで巻き、心地よい寝間着からウエストのきついスラックスに履き替え、お化粧をしました。

娘がくれたパック。45歳以上向けだそう。

 身支度を整えた後、また、セブンイレブンにコーヒーを買いに行きました。ホテルの前にある公園を散歩すると、ベンチに置き忘れただろう赤ちゃん用のマグカップがありました。娘と息子が使ったミッフィーやくまのプーさんの絵柄が付いたマグカップを思い出しました。それらは「想い出ボックス」の中に大切にしまってあります。このマグカップをなくしたお母さんは、いまごろ悲しい思いをしているのではないかと、胸がキュンと切なくなりました。 

ベンチに忘れられた赤ちゃん用のマグカップ。切ない…。

 公園を通り過ぎて、セブンイレブンへ。コーヒーとヨーグルト、リンゴを買いました。論文の修正が終わらないため、昨夜夫と子供たちと相談し、もう一泊することにしたのです。

朝の歩道に映った私の影

 娘は「ママに会いたいけど、ママ帰ってくるときっと私たちのお世話をしたがるから、論文終わらないと思う。もう一泊ホテルに泊まったほうが良いよ」

 息子は「ママがいなくても大丈夫だよ(この発言、実は悲しい)。もちろん、ママが帰ってきたら嬉しいけど。僕も火曜日に漢字のテストあるから、頑張る。ママも頑張って!」とのこと。

 夫も「明日、帰ってきたら、君の論文は絶対に終わらない。帰りたい気持ちは分かるけど、ホテルに閉じ込もって、書き進めることを勧めるよ」

 家族の協力は本当にありがたい。帰りたいけど、もう一日頑張ることにしました。でも、遅筆な自分は終わらせることができるかどうか、不安もいっぱい。

 セブンイレブンでは新聞も雑誌も買いませんでした。読むのは自分の文章と参考文献だけにしました。

セブンイレブンで調達した朝食。コーヒー、ヨーグルト、リンゴ。
 

2022年2月5日土曜日

切羽詰まってホテルに缶詰め

  修士論文の修正が間に合いません。提出の締め切りが2月16日、プレゼンテーションが19日。1月に提出した論文を2人の教官が査読し、なんと5ページにわたる修正を提案してきたのです。

 そのうち1人は、昨春私が助けを求めたときに、きっぱりと断った先生です。その先生が指摘してきた部分が4ページ分もあります。私の論文の分析方法に精通しているのは、私の大学院でその人だけ。で、その先生に断られ、専門分野が違う指導教官の下、孤独な研究をしてきたのです。苦労して何とか書き上げた論文に対して締め切りの数週間前に、これはないでしょう。

 切羽詰まって、昨日から大学近くのホテルに泊まって、取り組んでいます。途中、何度もダブルベッドに横になり、泣きました。辛くて。

 可愛い子供たちを夫に預けました。習い事の送迎も、食事の支度も、息子の上履き洗いも、運動着の洗濯も、学校の漢字テストに向け勉強をさせることも、塾の宿題をさせることも、全部任せました。夫は「僕も資格試験を取るときにはホテルにこもったよ。1人暮らしだったから集中できないこともなかったんだけど、物音のしないホテルが一番集中できるからね」と理解してくれました。

 時折、子どもたちが電話をくれます。あぁ、私はいったい何をやっているのだろう? と切なくなります。でも、頑張ります。でも、頑張っても報われないこともあるように思います。

 

昨夜、ホテルの部屋で食べた夕食。セブンイレブンの総菜。

先ほど、食べた夕食。再びセブンイレブンの総菜。


2022年1月22日土曜日

ブルドッグ

  「寝る子は育つ」ー。このことわざは、やはり当たっているのだと娘を見るといつも思います。娘は寝るのが大好きで、暇さえあれば寝ています。適切な時間帯にしっかりと寝ると成長ホルモンが促されるということですし、地面に垂直に負荷がかかる重力に対して逆らわない時間が長い。だから、身長は伸びるのだなぁ、と娘を見上げながらつくづく納得します。

 もちろん、身長193㌢(かつては195㌢でしたが、縮まりました)の夫の遺伝子を引き継いでいるということもあるでしょう。でも、夫より背が高い弟の娘3人は、奥さんと同じぐらいの身長。奥さんは白人にしては小柄で私(158㌢、2㌢縮まりました)と同じぐらい。ですので、我が娘の181㌢という身長は遺伝子だけでは説明できないのです。

 娘の睡眠の長さと身長の関係に気が付いたのは数年前でしょうか。娘の身長とは全く関係ない自分の経験から、そのことをふと思いつきました。私の髪の毛についてです。若いころの私は朝シャワーを浴びて、髪を洗っていました。そしてドライヤーもかけずにそのまま放っておいても、髪が自然に乾いて、良い感じにまとまりました。たとえ、夜に洗っても、朝もう一度髪を濡らすという作業をしていたほどです。おそらく、40代まではまともにドライヤーをかけたことがありません。

 若いころは髪に苦労をしたことがない代わりに、今は、とても苦労しています。髪が全体的に薄くなり、こしもないので、髪がぺしゃんこになるのです。たまたま、夜に髪を洗いドライヤーをかけて整えて寝ました。そうすると、あらまぁ、朝、ちょうどよい感じに立ち上がっていることに気が付きました。ですが、夕方ぐらいになると元に戻るのです。で、それを見て気が付いたのは「重力」です。

 寝ている間は毛の立ち上がりのてっぺんから頭皮までの方向に重力がかからない。だから、髪がふわりとする。ですので、朝起きてしばらくの間はふわりとした髪でいられる。でも、私の髪の毛は細いので、重力に負けてぺしゃんこになってしまう。それを、娘の身長に当てはめるとあの”尋常ではない”背の高さは説明がつくのではないか。

 娘の睡眠時間は長い。その長い間、頭からつま先までの方向に重力がかからない。そうして、日中活動してもその方向に重力が影響する時間は短いので、身長が伸びるー。そういえば、夫も夜は9時ごろには寝ますし、仕事が休みの日はごろごろ寝ています。おそらく、小さいころから睡眠時間が長かったのでしょう。

 前置きが長くなりましたが、これから本題に入ります。以上の理由で、学校の新型コロナ対策のため今在宅でオンライン学習をする娘は、勉強している以外は寝ています。先日、その娘に話すことがあり、部屋に入りました。設定は昼間、娘がベッドに寝ていて、私が娘の部屋に入り、下を向いて娘に話しかける形です。私を見上げている娘がぎょっとした顔で言いました。

「ママ、ヤバいかも。ほうれい線がくっきり!ブルドッグみたい!」

「えっ?」

 気が付いていました。マスクを着用し続けているこの2年間で、顔の下のほうがたるんできたことを。年齢にせいかもしれませんが、とにかく、あごの線がゆるんでいるのです。娘に鏡を借りて、鏡を下の方に持って、私が鏡を見下げる形にしました。ぎょっとしました。

 なんと! ほうれい線がくっきりとして、かつ、あごの線がゆるゆるです。真っすぐに鏡を見ているのよりも、ずっと老けている私が写っていました。これはオバサンというよりおばあさんの顔です。

「本当!これはまずいね。ねぇ、こうしたらどう?」

私は口角と頬を上げて微笑んでみました。

「ママ、そのほうが良いよ」

「でも、こうすると目の周りのしわが目立つんだよね」

「ママ、この際、目の周りのしわより、ほうれい線やあごのラインの緩みのほうが問題だと思う。目のしわなんて、私だって笑ったら出来るんだから、気にすることないよ。それに、笑ってできるしわって素敵じゃん」

 それから、私は日常生活でも口角と頬を上げるようにしています。大体忘れますので、思い出したらするという程度ですが。

 昨日の週1回のバレエのレッスン中もマスクの下で口角と頬を上げていました。この努力、結構辛い。でも、深いほうれい線とあごの線の緩みを放っておくわけにはいきません。

 美容は私にとって長い間優先順位の最下位に位置してきました。必要性は常に感じてはいましたが、とにかく、自分の容姿の改善にまで手が回らなかった。このつけが回ってきてしまいました。そろそろ努力をしなければ…。それにしても、娘の遠慮のないひと言は有難い。現実を知ることが出来ます。

「また、何か気が付いたら言ってね」と娘に言いました。娘が言います。「ダディに前『ダディ、ちょっと臭いかも』と言ったら、キレたから、もう言わないんだ。ママがそう言ってくれるんなら、気付いたことあったら言うね」

 まぁ、キレるという反応は大人げないですが(いつもです)、夫の気持ちは多少は理解できます。私が息子にそういうことを言われたら、かなり落ち込むと思いますので。同性の娘だから、「有難い」と思えるのでしょう。

 とうことで、朝のパックを欠かさない娘に見倣い、私も朝パックを始めました。娘によると、「ママはトイレを使ったときに、さっとトイレ掃除するって言っていたでしょう? その”ついでに”の発想を、美容にも当てはめるんだよ。だから、顔を洗ったついでにパックをして、そのまま朝ご飯を作るとか」ー。娘のアドバイスにいちいち納得する私です。


2022年1月17日月曜日

ヴァイオリン二重奏

  先週金曜日に修士論文を提出したこともあり、週末はゆったりとした気持ちで子どもたちに向き合うことが出来ました。

 土曜日は午前と午後の2回、ヴァイオリンのレッスンがありました。午前10時から息子、11時からは娘の通常のレッスンです。これは夫が送迎を担当。午後は4時から、22日の発表会に向けてピアノの伴奏に合わせるレッスンがありました。これは私が担当しました。

 今回の発表会では、娘が私の大好きなクライスラーの「愛の喜び」を演奏します。幾人もの著名なヴァイオリニストがこの曲を弾くのをCDやユーチューブで聴いてきましたが、娘がこの曲を弾けるほど上達してくれて、感慨深い。

 先生によると、この「愛の喜び」はおしゃれに弾けるかどうかが、鍵になるそうです。指の動きが速く、娘は時折眉間にしわを寄せて弾いています。ですが、とても軽やかに弾けていました。

 息子が演奏するのはヘンデルの「ソナタ 第3番 ヘ長調第2楽章」。頑張っています。娘に比べてヴァイオリンに対する熱意は少ないのですが、最近は自分から「練習する」と言うこともあります。奏でる楽しさを少しは感じてくれているのかもしれません。

 今回は、娘と息子が初めて合奏します。演奏するのはパッフェルベルの「カノン」。家でも練習しますが、土曜日に初めてピアノに合わせて2人が演奏しているのを見て、じーんときました。曲の最後に2人で顔を見合わせるタイミングが合わず、娘に「遅いよぉ!」と注意され、苦笑いをする息子。そんな姿も愛おしく、本番でもないのにビデオと携帯電話両方で撮影を続けたのでした。親ばかですね。

家で練習する子どもたち。ヴァイオリンを交換し、娘が息子の3/4サイズを、息子が娘のフルサイズを演奏。娘が弾くと3/4サイズも良く聴こえるから不思議

  最近、自宅でも一緒に練習をするようになった子どもたち。22日の発表会、上手に弾けることを願っています。

2022年1月16日日曜日

修士論文を提出

  14日午前9時48分、論文を大学院に提出しました。正午が締め切りでした。論文のPDFと学位申請書、ほか2つの書類をインターネットを通じて送付しました。

 3人の教官に読んでもらい、21日に助言をもらいます。それらを反映させた最終の論文の提出日は2月18日。2月19日にプレゼンテーションがあり、それで一連の手続きが終わります。

  研究論文のテーマを絞り、そのテーマに近い研究をする教官幾人かに相談したのが昨年1月、そして指導教官が決まったのが2月。それからが長かった。

 研究計画書を書き、倫理審査に申請。何度も書き直し、資料を足し、ようやく承認が下りました。データを取得し、分析ソフトの使い方を学び、データを分析できるように整理し、ソフトに取り込み、ようやく分析です。膨大な時間をかけた分析結果を図や表にまとめます。そして、論文を書いていきます。

 論文は題名、要旨、目次、序論、方法、結果、考察・結論、謝辞、参考文献の9つで成り立っています。昨年の大晦日に指導教官に「考察」の部分が不十分なまま提出し、1月4日に直しがきました。その直しを反映させ、「考察」を書き込んで11日に再提出。翌日、「考察」でいくつかの書き直しを指摘され、原稿が戻ってきました。が、もうそれ以上頑張れませんでした。

 「精神的に消耗し、もうこれ以上は出来ません。先生のご指摘を反映できませんので、それに伴う評価は受け入れます」とコメントを添え、13日に指導教官に再提出しました。

 そして、指摘を受けた文法上・表現上の間違い(論文は英語で書きました)や改善点はすべて反映させましたが、「考察」の書き直しはしないまま、大学院に提出しました。 

 通常は、文章を書いたときは納得いくまで書き直し、推敲します。が、今回は出来なかった。1年がかりの研究に、気力の最後の一滴まで使い果たしていました。

 本来なら研究が優先順位の一番に来るべきなのでしょうが、私にとって子育てが最優先。今、手をかけなかったことが、子どもの将来に大きく響くことだけは避けなければなりません。

 栄養のある食事を作り、健康や安全に細心の注意を払い、勉強に遅れていないか目を配り、習い事の送迎をし、子どもたちと話をして学校生活や友人関係に黄信号が灯っていないか確認するー。これらに時間を使うと、予定していた研究の時間が思うように確保できないこともあります。時間がない中で研究に取り組むと、気力がすり減っていきます。

 最後は開き直りました。研究の遅れは取り戻すことが出来ます。が、子育てについては、今優先順位を間違えると取り返しのつかないことになる可能性もあると考えました。

 でも、私は恵まれていました。夫は在宅勤務ですので手伝いをしてくれ、また、近くに住む83歳の母は自立しています。また、指導教官にも中学生と小学生の子どもがいるため、理解をしてくれました。子どもたちはそれぞれに手がかかりますが、素直なので、許容量を超えるような事態にはなりません。

 夫が20代で修士号を取得していたことも助けになりました。抱えている家族も社会的責任もない20代に、修士課程の最後の1年間は全ての時間をデータの解析と論文執筆に費やしたという経験を持つ夫。そういう経験をした夫は、私のように家族やそれに伴う責任もあり、記憶力も集中力も下がっている50代で挑戦することは簡単ではないーと理解してくれたのです。

 ひと区切りがついたので、この週末は論文に関することは一切しませんでした。子どもたちのヴァイオリン発表会に向けての練習に付き合い、遅れを取っている息子の勉強をしっかりと見ました。明日から、指導教官の指摘を受けた点について一つ一つ書き直していく作業をする予定です。骨の折れる作業ですが、頑張ります。

2022年1月15日土曜日

弓を引く

  インターナショナルスクール11年生の娘から昨日の夕方、電話がありました。金曜日なのでお友達とクレープでも食べに行くのかな?と思いきや、「来週月曜日から、またオンラインになるの。荷物をたくさん持ち帰るから、ママかダディに駅まで迎えに来てほしいの」と言います。

 高校生の中で1人、新型コロナウイルスの感染者が出たことによる措置だそうです。今週月曜日に新学期が始まって1週間しか経っていないのに、です。

 爆発的に増えている感染者数。私たちが住む東京の昨日の感染者数は4千人、娘の学校のある神奈川県は千人を超えました。そのような中、学校でクラスターを発生させてはいけないという判断がなされたのでしょう。オンラインになったのは高校生全クラスだそう。「高校生は授業ごとに教室が替わるから、どの生徒が感染者のいた教室にいたかなんて分からないんだと思う」と娘。

 しばらくしてから、同じ学年の保護者のライングループには早速、「息子が、また2週間オンラインだって言っているんだけど、本当? 信じられない」というメッセージが。文末に涙のマークが付けられていました。

 狭い家で、再び、夫と私、娘の3人が終日過ごすことになります。救いは地元の公立小に通う息子が、通学してくれること。公立小では全国的に閉校となったとき以降、感染者が出ても基本的には閉校にはしませんので、本当に助かります。

 約1時間後、娘は学校に置いてある教科書や課題など大荷物を持って帰宅しました。

 さて、娘は毎週金曜日に弓道を習っています。2年前から、区の弓道場に通っています。昨年はずっと休会でしたが、10月から再開しました。オミクロン株の広がりで、また、休会となるかもしれませんが、昨日はとりあえず、ありました。

 弓道場は車で30分ほどのところにあるため、夫か私が送っていき、娘が練習する2時間をその弓道場で待ちます。昨日は私が行きました。この冬休み、娘に弓道着を買ってあげたので、それを着て練習する姿を見るのを楽しみにしていました。再び休会となるかもしれないので、その前に見ておきたいと思いました。

 弓道着を着た娘はなかなか様になっていて、格好良かった。体が大きいので、購入した道着は一番大きいサイズです。使わせてもらっている弓も一番大きいサイズということで、弓を引く姿は堂々としていました。

 この弓道着を買った老舗の弓具店の人が「身長180㌢を超える女の子は初めて見ましたよ。何年か前に170㌢以上の子が買いに来たので、もう少し大きい子も買いにくるかもしれないと思って、大きいサイズを仕入れておいたの」と言いながら、店の奥から取り出してきた上衣と袴。それらを娘が試着して、ぴったりと合ったときは嬉しかった。

 お店の人が「初めて見ました」と言ったときは、大きくうなずいてしまいました。そうでしょう、そうでしょう。私だって初めて見ましたもの、180㌢超の女子。それも、170㌢を超え、175㌢を超え、遂には180㌢を超えた過程も間近で見ています。女の子がここまでの身長になるのは可能なんだというぐらいの驚きですよ。

 娘には小さなころバレエを習わせていました。体の小さな子たちが、くるくると踊る中、ひょろりと身長が高い娘は重心が高く、かつ筋肉もついていないので、なかなかうまく踊れなかった。いつも先生に怒られていました。身長が大きくなり過ぎて、自分でも自分を持て余し気味だった娘。でも、弓道というスポーツを見つけて、挑戦し、楽しんでいます。その姿を見るのは親としてとても嬉しい。

 自分の番が終わると、娘はちょこちょこと私が待っている場所に来ます。

「ママ、静電気がすごいんだよ。袴がタイツにくっついちゃうの」と袴を引き上げます。

「あらっ、大変。パチパチするでしょ。今度、静電気を防ぐスプレー買ってあげる」

「うん。仲良くしてもらっている人が、ユニクロで静電気の起きないタイツ買えるよって教えてくれたんだよ」

「そうなんだ。じゃあ、今度買いに行こうね」

「うん!」

 そう言いながら、また道場に戻っていきます。週に1度開かれているこの会に参加しているのはほとんどが大人。娘はここを心地良く感じてくれていることも、親として嬉しい。いくつかの「居場所」を確保することは、大人にとっても大切です。子どもにとってもそうだと思います。学校や友人関係がうまくいかないとき、別の場所に行って気分転換できるー。そういう場所を1つでも持っていることは心の安定につながると思います。

 帰宅は9時を過ぎました。帰りの車の中で、娘が学校での出来事、悩みなど、いろいろ話してくれました。来週から再び自宅でオンライン授業という残念なニュースもありましたが、娘の弓道を見てゆっくりと話も出来た、良い一日だったのでした。