2022年3月26日土曜日

ジュンちゃん

  突然ですが、私は母方に24人のいとこがいます。父方にもおそらく20人以上はいるので、いつまでたっても正確な数字が覚えられません。このブログを書くにあたり、手帳に書き出した後、母に電話をして確認してみました。書き出したのは21人で、母からの修正で、正確には24人であることが判明しました。

 この中には、私が生まれる前に亡くなったいとこは含まず、私が生まれた後に亡くなったいとこ4人を含めます。一番年上のいとこは昨年77歳で天国に旅立ったミッちゃん。私は下から2番目ですので、年齢の幅が大きいのです。

 このいとこの中で、私が一番親しくしているのは北海道伊達市に住む、ジュンちゃんです。私は一人っ子ですので、5歳上のジュンちゃんを姉のように慕い、悩みがあるときはジュンちゃんに相談し、嬉しいことも報告します。3人の男の子を育て上げたジュンちゃんは、懐が深く、そしてとても優しいのです。

 12人の女性のいとこの中で”一番の美人”を競ったのは天国にいるトミちゃんと、ジュンちゃんです。この2人の結婚式の写真の美しいこと。今も私の脳裏にしっかりと焼き付いています。2人とも母方の外見の遺伝子を引き継ぎました。私の母ともよく似ています(私は父似)。

 そのジュンちゃんが今回、私が大学院の修了式の日に、美しい花を送ってくれました。「さらなる一歩を応援しています」とメッセージが添えてありました。姉のように慕うジュンちゃんに祝ってもらって、とても嬉しかった。

修了式の日に届いた、ジュンちゃんからのお花

 実は私は母に、大学院に通っていたことは話していません。ですので、修士号を取得したことも母は知りません。母は面倒見の良い、精神的に自立した女性ですが、子どもである私の頑張りを認めない人でした。どんなに頑張っても認めてもらえないので、ある時点で報告するのをやめました。「また、認めてもらえなかった」と自分が長々と落ち込んでしまうのを避けるためです。でも、母とは家族で食事をしたり、差し入れをしたり、と良好な関係です。

 母には報告できませでしたが、ジュンちゃんには報告しました。ジュンちゃんは「本当によく頑張ったね!」と手放しで喜んでくれました。大学院の修了式の11日に送ってくれたアレンジメントフラワーは、今もまだほとんど枯れずに我が家を彩ってくれています。毎日、それを眺めながら「頑張るぞ!」と前向きな気持ちになっています。

 ジュンちゃん、ありがとう!

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