2021年5月6日木曜日

やっと提出 研究計画書

  先ほど大学院に修士論文の研究計画書を提出しました。明日正午締め切りですが、少し余裕を持って前日に出すことが出来ました。A4用紙5枚分の研究計画書を書くために目を通した英語の論文約30本。研究計画書だけでこれほどの労力を使うのですから、実際の研究はどれほど時間がかかるのか、と先が思いやられます。

 「終わらない」ー。同じく研究計画書の作成に苦しむ、40代医師から今朝ラインのメッセ―ジが届きました。彼は指導教官から書き直しを命じられ、さらに「英語をもっと頑張ってね」と言われて凹んでいます。病院でフルタイムで働き、かつ、奥さんが妊娠中という大変な状況の中、学ぶ姿勢を忘れない彼には本当に頭が下がります。

 私も今日の夕方、指導教官から添削された原稿が戻ってきました。私は文法や単語をチェックしてくれるソフトを利用し、かつ夫にも目を通してもらっています。が、それでもかなりの分量を直されました。直した箇所には丁寧なコメントも添えてあり、感心しました。直された文章は適格で表現も洗練されていて、「なるほどなぁ」とうなってしまいました。

 私の指導教官は教授ですが、私よりずっと年が若い。40代医師の指導教官は准教授で同じく彼より若い。髪に白髪の混じった中年の学生が、自分よりずっと若い教授・准教授に学ぶー。人生100年時代はきっとあちこちでこんな面白い逆転現象が起きるのでしょう。

 「良かったね」「頑張っているね」「さすが!」ー。医師とはそんないたわりの言葉をラインで掛け合いながら、一緒に学んでいます。真夜中の今はラインはできませんので、「明日正午の締め切りに絶対に間に合わせてください!」と心の中で彼に激励の言葉をかけています。

 


 

0 件のコメント: