2023年5月18日木曜日

家庭科実習

  昨日、小6の息子の家庭科実習を手伝いました。息子たちが作ったのは、お味噌汁。前日先生が準備してくれただし汁を使うという本格的な作り方を習った子どもたちは、それは楽しそうに調理をしていました。

 昨年から始まった家庭科授業。これまでも野菜の茹で方や、ミシン縫いなどの実習をお手伝いしてきました。息子は料理も縫い物も得意で、家庭科の授業では生き生きしているので、息子の様子を見るのを楽しみに、ボランティアの募集があれば手を挙げます。

 昨日、子どもたちはいつものように2人ひと組になってお味噌汁を作りました。息子のクラスの生徒は32人。お手伝いはもう1人のお母さんと2人。そのお母さんと一緒にまずはダイコンと油揚げ、ネギを16個のトレイに分けます。だし汁1人200m 2人分を鍋に入れます。そして、味噌を大さじスプーン1杯分を小皿に取り分けます。そして下準備を終わったころに、子どもたちが家庭科教室に入ってきました。

取り分けた米麹の味噌。その他に麦麹味噌、八丁味噌、白味噌も

 先生が私たちを紹介してくれました。「今日はマイヤー君のお母さんと、●●君のお母さんがお手伝いしてくれます」。息子が私に向かって小さく手を振ってくれました。高学年になると、お母さんが学校に来るのを嫌がる男子もいるようですが、息子はまだ私が授業参観やお手伝いで学校に行くのを喜んでくれるのもう嬉しい。

 子どもたちは包丁でダイコンを「いちょう切り」か「短冊切り」にし、ネギを「小口切り」に、油揚げを「細切り」にします。もう一人のお母さんと「切り方も習うなんて、ありがたいね」と言い合いながら、子どもたちに「ダイコン、もう少し薄く切らないと煮えないよ」と”指導”して回ります。

 普通の教科の授業参観では全く発言せず、存在感がない息子。その息子の様子を見に行くと、ちょうど手際良く野菜を切っているところでした。隣の女子に「マイヤー君、上手だね」と言われ、「僕、いつも家で料理しているんで」とちょっぴり自慢げに答えていたのが、親の私としてはとても嬉しかった。

 これからは「料理男子」の時代。「息子よ、その調子で頑張れ!」と心の中で応援したのでした。

 

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