地元の公立小学校に通う3年生の息子が11月1日、初めて進学塾入塾に向けての「テスト」を受けます。娘はインターナショナルスクールに通っていますが、息子は高校まで日本の学校に行かせる予定です。東京では中学受験に向けて塾に入るのは3年生の3学期なのだそうで、さっそくテストを受けさせることにしたのです。
東京にはたくさんの中高一貫校がありますので、地方出身の私はそもそもどんな学校があるのか、それらのレベルはどうなのかも分かりません。でも、これから決めて目標を作らなければなりません。昨日、朝食を取っているときに息子に聞いてみました。
「どんな中学校がいいのだろうね。スポーツが盛んな学校が良いね」
「わかんない」
「一緒に学校見学に行く?」 息子と中学校見学をする楽しい時間を想像しました。
「ママ、受験まであと3年あるんでしょ。そういうのを決めるのって5年生になってからでよいと思うよ」
小3なのに大人びた言葉使いをする息子。でも、なるほどなと思います。息子は妙に現実的で、普通の子のように「将来はサッカーの選手になりたい」「お医者さんになりたい」などと決して言いません。何を聞いても答えが「お医者さんは血を見るから嫌」「サッカーは好きだけど、ボールを取りに行くと押されたり、邪魔されたりするから嫌」と否定的なので、アドバイスをしたこともあります。
「もう少し、将来に対してポジティブ(肯定的)な言葉使ったらどう?」
「僕はポジティブでいるより、ポシブル(可能)な仕事を目指したい」
一瞬、息子の言葉のセンスに感心しました。が、待てよ…。3年生からこんなに現実的で良いのでしょうか。将来はこんな風になりたいと夢見るより、現実的に可能な道を目指すなんて…。
でも、これも子どもの個性なのでしょうね。少し寂しい気もしますが、ポシブルな道を行く息子を見守っていくことにしましょう。
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「ポシブルな道」を歩む息子。ランドセルがいつの間に小さく… |
まずは今日の入塾テスト、しっかりとついていきます。
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