2018年11月5日月曜日

ハッピーハロウィーン 2018

 子どもたちが楽しみにしている季節の行事の一つ、ハロウィーン。今年も最寄り駅近くの住宅街で開かれたイベントで、たくさんのキャンディをゲットしました。

 今年もパンプキンの形をしたキャンディ入れを準備して、この日を迎えました。着て行くコスチュームは、息子がスター・ウォーズの登場人物「ダースベイダー」、娘はギリシャ神話に出てくる女神です。


 

すっかり、ダースベイダーになり切っている息子
このイベントには、娘が幼稚園生のころから毎年参加しています。住宅街のあちこちの家の前にキャンディを置いてくれており、子どもたちが地図を見ながら家を探してキャンディをもらうのです。

 外国人が多く住む地区で、ずいぶん前に有志でスタートしたそうです。以前は有志の方々がご自分でたくさんのキャンディを用意してくれていました。ここ数年、参加者が多くなったため、参加する子ども1人につき2袋のキャンディやチョコレートをお母さんたちが事前に主催者のお宅に持っていく形になりました。持っていくお宅は毎年変わりますが、主催者から直接届け先を聞いたお母さんや、郵便受けに入っていたパンプレット(子供がいそうな家に配布するのでしょうか)を見たお母さんが友達に知らせる形で、情報が地域一体に伝わるようなのです。子供たちの参加は自由ですので(事前にお菓子を持って行っていない家庭の子供ももちろん参加できます)、子供がいる家庭にとっては、本当にありがたいイベントです。

 さて、日も暮れて、駅前にたくさんの子どもたちが親に連れられて集まってきました。息子も事前に約束した幼稚園時代のお友達5人と駅前で集合。私も付き添っていくと、近隣の幼稚園、小学校のお母さんたちなど、たくさんの顔見知りに会いました。皆、楽しそうな表情であいさつをし合います。

 キャンディをもらえる家の場所が描かれた地図をもらって、さあ出発。今年は40件近くの家がキャンディを置いてくれていました。工夫を凝らている家もあり、一緒に歩く親も楽しめます。


 娘は学校のお友達を誘って、参加しました。女神の衣装はシーツ、頭に被ったオリーブの葉は百円ショップで買ったもの。キャンディをもらうために並ぶ娘は他の子どもたちより頭2つ分大きい。中2で身長175センチ、足27センチの娘。ハロウィーン・イベントに参加するには大きい過ぎるような気がしますし、お菓子をくれるおうちの方より背が高かったりするのですが、このようなイベントに喜々として参加する子供らしさをまだ持っていてくれて、遠くから眺める親としてはとても嬉しいのです。


 娘と幼稚園や小学校が一緒だったお友達のお母さんたちにもあちこちで会いましたが、そのお友達はもうだれも参加していませんでした。お母さんたちは皆、下の子どもを連れての参加。あるお母さんが、娘が小さいころと同様仮装をして参加している姿を見て、「前と変わらず楽しそうにしているのを見ると、嬉しいね」と言ってくれました。そう、お母さんたちは、自分の子どもが子どものイベントに興味を示さなくなるのを、ちょっぴり寂しく思っているのです。

 私がいつも食料品を買っている駅横のスーパーでは、12歳以下の子ども限定でお菓子が入った袋をくれます。もらえる条件は、仮装をしていること、「Trick or Treat (トリック オア トリート」と店員さんに言うこと。去年お菓子をもらえた娘は、店の外で息子たちがもらう姿を見ています。娘のお友達は小柄なので、「きっともらえるよ!」と娘や私に言われて店内に入り、ちゃんともらってきました。「こんなに背が高いからね、キャンディはもらえないよね」と少し残念そうに、苦笑いしながら言う娘を見て、かわいそうに思ったりもします。でも、あちこち回って入れ物いっぱいにキャンディがもらえたので、十分です。


 夫も途中から参加しました。忙しくてご飯の支度をする時間がなかったため、夫と相談してこの日の夕食はケンタッキーフライドチキンにすることにしました。皆、考えることは一緒らしく、夫によると店の前には長い行列ができていて、いつもはすぐ買えるチキンも30分待ちだったそうです。

KFCの「バーレル」もハロウィーンの模様付きでした
 


 

2 件のコメント:

Uchi さんのコメント...

睦美さん、こんにちは。内山です。
まるで、海外のようなハロウィンの日、すてき~♪
うちのほうは、そんなイベントもなく、娘も、もうコスプレなどしないので
うらやましく拝見しました。
子どもらしいイベントから卒業していくと寂しくなる・・・たしかにそうですね。

Uchi さんのコメント...

睦美さん、こんにちは。内山です。
ハロウィーンのイベント、まるで海外のようで、すてき!
うちのほうは、特にこんな風習もなく、子どもたちも、もうコスプレしないので、あこがれてしまいます。
そう、子どものイベントから卒業してしまうと、さみしいものですよねぇ。