1週間ぶりの投稿です。12月3日と5日に博士論文の審査会の予演会があり、スライド作りと発表の準備、そして、予演会でいただいたコメントをスライドに反映させたりと慌ただしい日々を送っていました。
予演会は東大大学院で博士号を取得した同じ研究室内の研究者4人と指導教員の5人。発表したのは指導教員の下、このたび博士論文を大学に提出した3人です。20代の女性研究者と、40代ぐらいの男性医師と、私。いやぁ、二人とも立派でした、スライドも発表も。
彼らに比べると、私のスライドは全く洗練されておらず、あちこちに粗が見えて、恥ずかしかった。指導教員からは「インド人の発表みたい」と言われてしまいました。インド人のスライドは文章が長く、発表はスライドの棒読みなのだそうです。
指導教員はさらに、私の発表のときは、コクリコクリと眠りに落ちそうになっていました。スライドに対する指摘はいくつももらいましたが、予演会の後の雑談では、全く私と目を合わせず、ほかの2人とだけ目を合わせて話していました。
こういうのって、辛いんですよね。私、本当に指導教員には迷惑をかけないようにしていますし、そもそも、話をするのは年数回です。こういう久しぶりの機会なのですから、目を合わせて、話してほしいなぁと悲しい気持ちになります。
このように悲しい気持ちになりながら、よく頑張ってここまで来たーと自分で自分をねぎらっています。審査会はなんと1月末。女性研究者は12月末、男性医師は1月中旬だそうで、私が一番遅い。審査会で様々な助言や指摘を受けて、修正して最終版の提出は2月中旬。提出前の英文校正に4,5日かかりますし、製本も数日かかります。このスケジュールで本当に修了できるか自信ありませんし、審査委員は教授4人と助教授1人。あーあ、どれほど厳しい質問が来るんだろう…。でも、もう腹をくくるしかありません。
今はスライドを修正しながら、想定問答集を作っています。審査員に何を質問されても、きちんと答えられるように。でも、スライドを見ての発表ですら、つっかえつっかえですから、自分が準備していない質問をされたら頭が真っ白になりそうです。
61歳(先日誕生日でした)にして、博論の審査会への挑戦。こういう状況に自ら追い込んでしまう自分に本当に疲れますし、「この選択は間違っていたのではないだろうか」と自問自答の日々です。
が、今日たまたまフェイスブックで、79歳でショップ店員に応募し現在も元気に働いている女性のリールを読み、励まされました。頑張るぞ!
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