インフルエンザによる学級閉鎖最終日の昨日、息子が美容室に髪を切りに行きました。この春まで私がずっと切っていたのですが、遂に切らせてもらえなくなりました。私の数少ない楽しみの一つだったのですが、仕方ありません。
で、こざっぱりとして帰ってきた息子が、珍しく、私に話しかけてきました。
「ねぇ、ママ、さっき、めっちゃ悲しいことあったんだ」
「何?」
「あのさ、女の人2人にちょっとインタビューしていいですか?って声かけられたんだ。犬のために募金をつのっている人いるじゃん。その人たちの隣にいたから、捨てられた犬についての話かなって思ってさ」
「うん、うん」
「で、立ち止まって、その人たちの話聞いたらさ。その女の人のバッグの中に、『仕事がなさそうな青年にインタビュー』っていう厚紙みたいのが入っていてさ。ひどくない?仕事がなさそうな青年だよ!」
「あははっ、平日にぶらぶらしているマスク姿の男の人だから、そう思われたのかもね」
「なんかさ、侮辱された気持ちだよ。それに、まだ中2だよ。仕事がなさそうなおっさんに間違えられるなんて…」
「で、インタビューには答えたの?」
「時間がないんで…って断った」
たぶん、時間がなさそうには見えなかっただろうなぁ。
でも、いつもはポーカーフェイスの息子が珍しく憤慨しているので、よほどショックだったのでしょう。高校生に間違われることはよくありますが、仕事がなさそうな青年に見えるとは…。まぁ、中2にして、”ヤサ男”の雰囲気を醸し出していますから、そう見えても仕方ないかもしれません。
なんだか、久しぶりに大笑いした出来事でした。
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